mixiが本格的に出会い系へと参入
mixiといえば、これまでSNSとして出会い系サイトとは違うということで運営されてきました。
とはいえ、それはここ最近のことで一時期大ブームになった2006年前後の頃は普通に見知らぬ異性と知り合って出会うことができるサービスということで一部の出会い系利用者にも重宝されたものです。
その後、mixiは事実上出会い系ではないか?という指摘や意見が相次いだことから、現在のような仕様になったわけですが、そのmixiが出会い系サイト事業に進出し直接運営を行うというのは大変興味深いことです。
つまり、それだけmixiにとっては出会える機能を無くしたことによる人気の低下を止める手段として、mixi以外の出会えるサービスを持つ必要性があったという切迫した状況が伺えるというわけです。
mixiによる運営でYYC(ワイワイシー)はどう変わる!?
ただ、そういった背景事情は一般の僕らユーザーにはあまり関係がないことです。むしろ一利用者として気になるのは、運営会社がmixiへと変わることでYYC(ワイワイシー)のサイト内容がどのように変わるかということです。
YYC(ワイワイシー)は出会えるサイトとして評価することができる一方で安全性については、サイトを悪用するキャッシュバッカーや風俗業者などが多いことでも知られています。特にログイン直後にアプローチメールを送ってくる女性利用者については、ほぼ完全に出会えない悪質な利用者であることが多いというのが実態です。
今後、mixiが運営会社となることによってこういった点がどのように変化するか、今現在よりも優良なサイトとして生まれ変わるのか、それとも果たしてより悪い方向へと進んでしまうのかについては注視していきたいと思います。
婚活サービス大手「IBJ」がYYC(ワイワイシー)を買収
LINEグループからmixiグループの企業となったYYC(ワイワイシー)でしたが、2018年5月22日、「サンマリエ」などの結婚情報サービスを手がける株式会社IBJ(代表取締役社長:石坂茂、東一:証券コード6071)によって買収され、姉妹サイトの「youbride(ユーブライド)」とともに、現在はIBJグループの出会い系となっています。
YYC(ワイワイシー)はどう変わる?
YYC(ワイワイシー)の運営会社であるDiverse社の買収に関するプレスリリースには、以下の記述があります。
結婚支援、友人・恋人探し、恋愛メディアの3領域で、比較的ライトなユーザー層(婚活潜在顧客層)をターゲットにマッチングアプリを中心とした事業を展開するDiverse社と、複合的な婚活サービスを展開するIBJが包括的に連携することにより、婚活潜在顧客を掘り起こし、一貫したサポートを提供出来ると考えます。
さらに「機能性を重視したインターネットサービス」×「ヒトを重視したリアルサービス」相互の得意とする事業ノウハウを共有し、グループシナジーを高めることで、グループ全体のさらなる価値向上(=顧客満足度の向上)を目指して参ります。
- ※引用元:「結婚支援事業「Diverse」の完全子会社化に関するご報告。 | 婚活はIBJ」
IBJグループが展開する既存の婚活サービスとの連携により、顧客満足度を向上させることを目指すとあります。
YYC(ワイワイシー)はこれまで、援デリなどの悪質業者に悪用されてきたという問題を抱えていましたが、東証一部上場会社のグループ企業運営のサービスとして、援デリを排除して、サイトの健全化を図ることができるか、今後その点に注目です。
現在よりも安全で健全なYYC(ワイワイシー)と生まれ変わることを強く期待したいところです。
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ここがポイント! – 記事の概要とまとめ
- LINEグループからmixiグループへと変わったYYC(ワイワイシー)だったが、2018年婚活サービス大手IBJグループにより買収された
- IBJは、既存の婚活系サービスとのシナジー効果により顧客満足度の向上を図るとしており、YYC(ワイワイシー)のサイトの健全化が期待される
- IBJは東証一部上場の企業であることから、援デリなどの悪質業者やサクラ、キャッシュバッカーなどが排除されることを強く期待したいところ