サクラ同然の悪質女性キャッシュバッカー(CB)とは?
出会える系の出会い系サイト、出会い系アプリには、運営側が雇ったメールオペレーターのサクラこそいないものの、サクラ同然の役割を果たすキャッシュバッカー(CB)が少なからず登録しています。
キャッシュバッカー(CB)は、男性会員とのメールのやり取りや掲示板への募集投稿の書き込みなどを通じてもらえるポイントを貯めて景品や現金・電子マネーに換金することを目的に出会い系に登録しているので、基本的に男性と実際に会うことはしません。サイト内、アプリ内でのメールのやり取りをダラダラと引き伸ばしてフェードアウトしていくのが特徴で、事実上サクラと何ら変わりない迷惑極まりない存在です。
出会い系でキャッシュバッカー(CB)に騙される危険性
キャッシュバッカー(CB)は、ほとんどすべての本当に出会える系の出会い系サイト、出会い系アプリにいると言って差し支えまりません。その中でも比較的キャッシュバッカーが多いとの悪い評判が目立つのは、YYC(ワイワイシー)やJメール、イククルなどです。
YYC(ワイワイシー)では以前、4回男性からメールを受信するだけで200円がもらえるキャッシュバックキャンペーンを行っていましたし、Jメールでは他の出会い系では実施されていない、掲示板に書込みを投稿するだけでポイントがもらえる特典があります。
また、イククルでは一言だけの短文メールを送ってくるキャッシュバッカーに僕自身何度も遭遇したことがあります。
本当に出会える系の出会い系は安全性が高く優良である一方、こうしたサクラ・キャッシュバッカー(CB)に騙されるリスクがあるという問題もあるのです。
サクラ・キャッシュバッカーを見極めるポイントとは?
キャッシュバッカーの目的はサイト内、アプリ内で、できるだけたくさんのメールを受信してポイントを貯めることなので、メールアドレスや電話番号、LINEやカカオを交換して直接相手の男性とやり取りをすることはありません。
出会い系でサクラ・キャッシュバッカーを見極めるには、この“決して連絡先交換には応じない”という性質を逆手に取ることがポイントです。つまり、LINEやカカオのID、アドレスの交換を迫って応じなければサクラ・キャッシュバッカーと判断してやり取りを中止する、ということです。
キャッシュバッカーの中には、顔写メを載せてプロフィールをそれらしく作りこんでいる人もいます。その出来栄えは、本物の女性だと信じてしまいそうなほどよくできていることが多いです。そんな相手に「連絡先は会ってから交換したい[1]」などと言われれば、会えないリスクよりも会えるかもしれないチャンスを逃すリスクの方が大きく感じてしまうものです。
しかし、それこそがキャッシュバッカーの狙いであること前提と対応するのが騙されるのを防ぐ上でとても大切です。
「連絡先は会ってから交換したい」と言われた場合の対処法
出会い系には、アドレスやLINE・カカオのID交換を持ちかけても「連絡先は会ってから交換したい」と拒否する女性も少なからずいます。
特に、人妻・主婦といった既婚者の女性には、プライベートに関わる情報は本当に信用できる人にしか教えたくないとの心理から、会う前の連絡先交換を渋る人が少なからずいます。
そのような時に相手の女性がキャッシュバッカーか一般人かを見分ける具体的なポイントを挙げます。
- 日記やつぶやきなどのSNS機能をどの程度利用しているか?
⇒小まめに日記やつぶやきを更新していたり、写真付きで投稿している人は本当に会える女性の可能性が高い - 掲示板に頻繁に書込みを投稿している
⇒一般の女性利用者がしょっちゅう掲示板に投稿を出すことは少ないのでキャッシュバッカーの可能性が高い。特にアダルト掲示板にたくさん投稿している女性は怪しい - プロフィールの「出会いの目的」や「興味あること」にエロ系のことが設定されている
⇒一般の女性の場合、セックスフレンド募集などアダルト系の目的をプロフに書く人はほとんどないので、キャッシュバッカーの可能性が高いと判断できる
基本的には、会う前に連絡先の交換ができない女性とは、やり取りを止める方が無難ですが、万が一そのようなケースに遭遇した場合は、上記のような点からキャッシュバッカーか本当に会える一般の女性かを見極めましょう。
サクラ・キャッシュバッカー対策のまとめ
出会い系のサクラ・キャッシュバッカーに騙されないための注意事項・ポイントをまとめます。
- 顔写メを掲載していても“会える人”だと信用し過ぎない
- 待ち合わせをする前に必ずメールアドレス・電話番号、LINEやカカオを交換しておく
- 万が一連絡先を交換できないと言われたら日記などの他の要素から見極める
- 相手を信用するかどうかの判断には自分の感情的なバイアスがかかることを知っておく
- 連絡先を交換せずに待ち合わせをする場合は、少しでも相手に不審な点があれば勇気を持って見切る
- たとえ連絡先を交換したとしても、実際に出会えるまでは相手の事を疑う視点を持っておく
これらのことを身につけ実践することでキャッシュバッカーに騙されるリスクは大幅に低減することができます。
そして、騙される男性ユーザーが減れば減るほど、キャッシュバッカーはその存在価値を失っていき、数を減らすことができるようになるので、そのことを念頭に入れながら出会い系を利用するようにしましょう。
ここがポイント! – 記事の概要とまとめ
- 本当に出会える系の出会い系サイトや出会い系アプリには、男性会員とのメールの送受信によってもらえるポイントを貯めて換金するためだけに登録しているキャッシュバッカー(CB)がいる
- キャッシュバッカーは、主婦などが副業としてするなど一般の実在する女性がやっていることが多いので、プロフィールやメールのやり取りだけでは会える女性と見分けるのが難しい
- ただし、キャッシュバッカーはLINEやアドレスの交換には基本的に一切応じないので、その点から見極めると騙される危険性を回避しやすくなる
- 一般の女性でも人妻や主婦などは、連絡先は会ってからでないと交換しない人も多いので、その場合は、日記をつけているか?掲示板に頻繁に書き込みを投稿していないか?プロフィールにアダルト要素がないか?などの点から見分ける