悪質出会い系の業者間では個人情報の売買が行われている
世間的にはあまり知られていないことですが、サクラ(メールオペレーター)を使った詐欺をはたらく悪質な出会い系の運営業者の間では、それぞれの運営するサイトやアプリの登録者情報(電話番号やメールアドレスなど)が裏で取引されています。
過去に一度でも出会い系に登録したことがある人は、出会い系の利用に関心が高いと考えられるので、サクラを使った出会い系詐欺のターゲットとしても有望なカモと見なされてしまうため、登録情報が多数の業者間で何度も売買されてしまうのです。
出会い系に登録したメールアドレス宛てに、登録した憶えのない別の出会い系からのサクラメールがいつの間にか届くようになるのは、裏側で登録した個人情報が売買されていることが大きな要因です。
ハッピーメールやワクワクメールでは個人情報は流出しない
それに対して、ハッピーメールやワクワクメールなどの本当に会える系の優良な出会い系サイト(アプリ)では、登録した個人情報(電話番号やメールアドレス)が外部に流出する心配は一切ありません。
ハッピーメールやワクワクメールの運営業者が情報を外部業者に流すこともありませんし、システムの不備などにより登録情報が漏れる危険性もほとんどないです。
ハピメやワクワクなどに登録してから迷惑メールが増えるという話は本当?
出会い系の口コミ評価サイト、Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトでは、ハッピーメールやワクワクメールなどの出会い系に登録した後、出会い系関連の迷惑メールが送られてくるようになったという口コミや評判を目にすることがあります。
ハッピーメールやワクワクメールの運営会社が登録者の個人情報を外部に流出させていると言う人もいますがそれは間違いです。
正確には、ハッピーメールやワクワクメールに女性として登録しているLINE誘導の業者が送ってきたアドレスやLINEに対して直接連絡を取ることで情報が漏れてしまい、迷惑メールのターゲットになったというのがことの真相です。
ただ、利用者側からすると、あたかもハッピーメールやワクワクメール側が流出させたように思えてしまうことからそのような誤解が生じているだけなのです。
無料出会い系アプリではプロフ写真が無断で悪用される危険がある
ハッピーメールやワクワクメールなどの比較的安全な出会い系サイト(アプリ)とは異なり、無料出会い系アプリでは、利用者が登録したプロフィール写真が運営側に無断で利用される危険性があります。
たとえば、無料出会いチャットアプリとして人気があり利用している人も多いORCA – オルカ(旧アプリ名:マリンチャット)の利用規約には、「当社は、投稿情報を無償で自由に利用(複製、複写、改編、第三者への再許諾その他のあらゆる利用を含みます。)することができるものとします」と、登録した写メを勝手に使用することを宣言するかのようなことが明確に書かれています。
出会い系からの個人情報の流出というと、電話番号やメールアドレスなどの携帯・スマホの情報のことばかりイメージしがちですが、このように登録写メが漏れる危険もあるのでくれぐれも注意しましょう。
ここがポイント! – 記事の概要とまとめ
- サクラ詐欺をはたらく悪質な出会い系の運営業者の間では登録者の電話番号やメールアドレス、プロフ写真などが不正に売買されている
- ハッピーメールやワクワクメールなどの優良な出会い系であれば、個人情報が外部に流出する危険性はなく安全
- 無料出会いチャットアプリでは、プロフィールに登録した顔写真が無断で悪用される危険性が高く、写真の無断使用について利用規約に明記されている場合もある