キャッシュバッカーに騙された体験談
キャッシュバッカー(CB)について情報を提供していながら騙されるのも非常に情けないですが、出会い系「ハッピーメール」と「PCMAX」で、メールアドレスなど連絡先の交換は会ってから交換したいとメールの回数を引き延ばされたあげく待ち合わせをすっぽかされるという、サクラ同様の手口を使うキャッシュバッカーに自分が騙されてしまいました。
騙されたのは、PCMAXとハッピーメールで知り合った女性でした。
PCMAXで知り合った女性は「りんこ」、ハッピーメールで知り合った女性は「あずさ」と名乗っていました。仮に「りんこ」をAさん、「あずさ」をBさんとします。
やり取りの最初の段階ではメアドと電話番号交換をお願いしたんですが、2人とも会ってから交換したいということで断られたんです。
この時に“何となくおかしいな”という気はしていたものの、2人とも顔写真を載せていたので深く疑うこともなく待ち合わせ段取りを進めることにしたわけです。
ハッピーメールのキャッシュバッカーに騙された体験
Aさんに関しては、すごく巧みでした。お互いに待ち合わせ場所に向かう途中も「緊張するなー」とか「ホントに普通の女の子なのでがっかりしないでくださいね」などととてもリアルなメールを送ってきていたんです。
そして、いざ待ち合わせ場所に着いてみると、「電話するので番号を教えてください」とメールがきました。
当然、こちらは番号を教えるわけですが、待てど待てど連絡は来ず。その段に至って“騙されたかもしれない”という思いが徐々に強くなってきましたが、それまでのメールの過程がとてもリアルなものだったので、会える可能性を捨てきれずにいたんです。
しかし、5分、10分と待つ間に疑念が高まり、「こちらからかけるので番号を教えてください」と申し出ました。
すると、その返事は、「今、満喫でお会計するところなので少し待ってください」というものでした。
ここでようやく、“待ち合わせ場所に向かっていたはずなのに、なぜ漫画喫茶に入っているのか??”という疑念がフツフツと沸いてきたのです。
しかし、そこで気づいても後の祭り。
そのメールを最後に一切連絡が取れなくなりました。
PCMAXのキャッシュバッカーに騙された体験
Aさんの後に騙されたBさんはまた少し違う手口を使ってきました。
Bさんが巧みだったのは、僕がいる場所の周辺の地理にものすごく詳しかったという点です。丁度その時は、待ち合わせ場所にデパートを選んでいたんですが、デパートに入り口に門松があるということ、向かい側にある居酒屋の店舗名、銀行名まで具体的に挙げてきたのです。
たまたま知っていたということなんでしょうが、そのあまりの淀みのない、自然なメールにすっかり騙されてしまいました(よく、考えればそこにいずしてそこまで詳しく分かっていたことに疑念を抱くべきだったわけですが……)。
そして、着いたら電話をするので電話番号を送るように求められました。
しかし、待ち合わせ時間になっても電話が鳴る気配はなく…そこで騙されたということに気づいたわけです。
今回の体験に関しては、僕自身の脇が甘かったという面もありますが、2人とも顔写真を登録していたことですっかりと信じ込んでしまいました。
この経験から学んだ教訓は、待ち合わせをする前に必ずメールアドレスか、できれば電話番号を交換しなければならないということです。
相手が実在の人物で、実際にちゃんと会えるということを確かめてから会う約束をしないとこのように痛い目に遭うということを痛感させられました。
みなさんも、プロフィールに顔写真が載せてあるからと僕のように高をくくっていると思わぬ落とし穴に落ちる可能性があるのでぜひ気をつけてください!
ここがポイント! – 記事の概要とまとめ
- PCMAXやハッピーメールには、プロフィールに顔写真を載せているキャッシュバッカー(CB)もいる
- LINEやアドレスは会ってから交換したいという女性で、サイト(アプリ)内メールを引き延ばす人はキャッシュバッカーの可能性が高いので要注意
- 本気で活動しているキャッシュバッカーは、メールのやり取り内容がリアルなため見分けるのが難しい