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出会い系のサクラのバイト(メールオペレーター)の実態とは?

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出会い系サイトや出会い系アプリのサクラのバイトの仕事内容は?「メールオペレーター」などと称して募集されることの多い出会い系のサクラのバイトの実態と詐欺に加担させられるリスクなどについて解説しています。

サクラバイト(オペレーター)の仕組み

出会い系のサクラは、業界の内々ではオペ(オペレーター)と呼ばれています。

サクラとして従事するスタッフの募集はアルバイト情報雑誌などにおいて“メールオペレーター募集”という形で募られることが多いです。

サクラバイト(オペレーター)は、サクラ詐欺の出会い系に登録してきた利用者を相手に架空の男性(女性)を演じながらメールのやり取りをすることで報酬を得ます。この架空の人物のことを「キャラ」と言い、通常オペは一人ではなく複数のキャラを同時に操りながら利用者のメール対応にあたることになります。

出会い系のサクラ詐欺の手口

出会い系のサクラ(オペレーター)が利用者を騙すメールの常套手段は以下の4つです。

  1. (逆)援助交際や資産譲渡を持ちかける
  2. 有名芸能人やアイドルを騙る
  3. LINE IDを送ってサクラアプリへと誘導する
  4. すぐ会えると思わせてメールを引き延ばし課金させる

(逆)援助交際や資産譲渡を持ちかける

サクラ(オペレーター)から男性(女性)会員に対して、金銭と引き換えに関係を持とうと提案したり、多額の資産譲渡を申し出てメールの返信を促すというやり方は出会い系のサクラが最もよく使う詐欺の手口のひとつです。

有名芸能人やアイドルを騙る

有名芸能人やアイドルを騙って男性(女性)にメールを送り、返信させようとする手口もよく使われます。

LINE IDを送ってサクラアプリへと誘導する

ここ最近流行っている出会い系アプリのサクラは、LINE IDを送ってラインで直接やり取りした後、別のサクラ詐欺アプリへと誘導するというやり方でメールを送ってくることが多いです。出会い系ではない、チャットアプリには、この手口を使うサクラがものすごく多いです。

すぐ会えると思わせてメールを引き延ばし課金させる

すぐ会おうと誘ってくる割になんやかんやとメールを引き延ばして、課金に持ちこむというやり方は昔から使われてきた常套手段です。別の言葉で言い換えると「会える会える詐欺」とも表現できるでしょう。

いずれも“嘘だと思うけれども、もしかしたら本当かもしれない”という心理を突く手口です。

サクラのバイトは詐欺の片棒を担ぐ犯罪行為

出会い系のサクラ(メールオペレーター)としてのバイトの実態は、こうした詐欺メールを日々大量に登録会員に送りつけて、課金させポイント代を騙し取るという詐欺の片棒を完全に担ぐ行為に他なりません。

サクラ詐欺の容疑で摘発される場合は、運営会社の責任者だけでなく直接詐欺行為に従事するバイトのメールオペレーターも摘発される可能性があるので、絶対に手を出してはいけない類の仕事です。

昔に比べると出会い系のサクラバイトの仕事自体は減っていますが、現在でも、高い時給に惹かれて手を出してしまう人もいるのでくれぐれも注意しましょう。


ここがポイント! – 記事の概要とまとめ

  • 出会い系のサクラのバイトは「メールオペレーター」というカモフラージュされた仕事内容で募集されていることが多い
  • サクラのバイトは、登録会員に対して嘘のメールを送り詐欺行為により直接騙すことが仕事なので摘発対象となる可能性がある
  • サクラのバイトは、詐欺の片棒を担ぐ行為に他ならないので絶対に手を出してはいけない